
代表メッセージ~生活訓練に込めた想い
代表 フナダシンヨ(鮒田新世)
❶私が生活訓練を始めようと思った理由
私は大学で障害児教育を学び、卒業論文では「精神障がい者の社会復帰の現状と課題」をテーマに研究しました。
当時は精神障がいについて学ぶ機会は決して多くありませんでした。
しかし、
「人が地域でその人らしく生きるとはどういうことなのだろう。」
「人は生涯、成長し発達し続けるものではないか。」
これらの学生時代の問いが、私の原点になっています。
❷養護学校教員時代
その後、知的障害の特別支援学校教員として子どもたちと過ごす中で、
「自立とは何か」
「生きる力とは何か」
を毎日のように考え続けました。
子どもたちは、言葉だけで気持ちを伝えているのではありません。
表情や身体の動き、視線、呼吸、空気感…。
言葉にならない「声」が、確かに存在していました。
私は、「聴く」ということは、日本語を理解することだけではなく、その人全体を感じ取ることなのだと、子どもたちから教えられました。

❸身体の声に耳を傾けることから
その探究は、「人を心と身体の両面から理解したい」という思いへとつながり、やがて東洋医学との出会いへと導かれました。
教員を退職し、鍼灸師となって2003年に「セラピールームRELSHY」を開業しました。
身体に触れる仕事を続ける中で、私は何度も感じました。
「大丈夫です」と笑顔で話していても、身体は悲鳴をあげている方がいます。
一方で、自分でも気づいていなかった力や、回復する力を身体が教えてくれることもあります。
身体と心は切り離されたものではなく、お互いに影響し合いながら生きています。
だから私は、「病は気から」という言葉だけではなく、「身体から心が元気になること」もあれば、「心が整うことで身体も回復すること」もあると考えています。
そして、回復にも成長にも、それぞれの人のペースがあります。
焦って前へ進むことよりも、まずは自分の身体の声に耳を傾け、自分自身を理解し、自分を大切にすること。
その積み重ねが、自分らしい生活を築く土台になるのではないでしょうか。
その思いから、くりえいと3では、自立訓練(生活訓練)をスタートすることにしました。
❹一つの制度だけでは支えられない
障がい福祉の仕事を続ける中で、私は一つのことを強く感じるようになりました。
一人の人生は、一つの制度だけでは支えられません。
医療、教育、障がい福祉、高齢者福祉、児童福祉、生活保護、障害年金、就労支援、地域の企業、家族、近隣の方々…。
一人の人生は、多くの人や制度とのつながりの中で成り立っています。
私はこれまで、ホームレス支援や刑務所・矯正施設について学ぶ機会にも恵まれました。その中で感じたのは、「支援が必要になってから関わる」のではなく、普段から地域の中につながりがあることの大切さです。
困った時に「助けて」と言えること。
困っている人に「どうしましたか」と声をかけられること。
そんな小さなつながりが、安心して暮らせる地域を育てていくのだと思います。
くりえいと3は、福祉サービスを提供する場所であると同時に、人と人がつながる場所でありたいと考えています。

❺私たちが大切にしてきたこと
就労継続支援B型では、施設内作業だけではなく、地域とのつながりを大切にした活動を続けてきました。
高齢者施設では、利用者さんがリラクゼーション技術(アクセスバーズ)を活かした体験施術を行う機会をいただきました。
また、歯科医院や放課後等デイサービス、地域イベントなどでの施設外支援・職場実習にも取り組み、「誰かの役に立つ経験」を積み重ねてきました。
これから始まる生活訓練でも、地域とのつながりを大切にしながら、一人ひとりの強みや可能性を育んでいきたいと考えています。
代表 フナダシンヨ
一緒につながりを育てていきませんか
利用を考えている方はもちろん、ご家族、相談支援専門員、医療・福祉・教育関係者、地域の企業や団体、ボランティア、学生の皆さま。
「誰もが安心して暮らせる地域をつくりたい」
「人とのつながりを大切にしたい」
「そんな思いをお持ちでしたら。ぜひ一度くりえいと3へ
お越しください。
見学やご相談は、
利用を検討されている方だけでなく、地域で一緒に活動したい方、
協力してくださる方も歓迎しています。
一緒につながりを育てていきませんか
その小さな一歩が、誰もが安心して暮らせる地域に
つながっていくと、私たちは信じています。
「こんなことができるかもしれない」と
感じてくださった方との出会いも
大切にしています。
誰もが安心して「助けて」と言える地域へ。
誰もが「一人じゃない」と感じられる地域へ。
一緒につながりを育てていきませんか。


